HOME > ニュース&トピックス > 2017-08-30 15:28 「塙はなわの天祭てんさい」

2017-08-30 15:28
「塙はなわの天祭てんさい」

栃木県

国の無形民俗文化財に選択されている「塙はなわの天祭てんさい」が三箇さんが塙地区の松原寺しょうげんじ境内で行われます。この祭りは、鳥海上人ちょうかいしょうにん(出羽国出身)が高野山で修行を修め、郷里に帰る途中、この地で病に倒れ、当地に松原寺を開山、享保年間に出羽三山を勧請し、天祭行事と念仏踊りを伝えたのが始まりといわれ、神仏混交の珍しい祭りです。
 祭りは日天、月天を中心とした諸処の神仏を勧請かんじょうし、神官・僧・行人によって各行事が厳かに執り行われます。そして、鉢巻浴衣姿の地元の子供達が、笛や太鼓に合わせ「綾竹あやだけ踊り」や「扇子踊り」を披露すると祭りは最高潮に達します。
 かつては、毎年二百十日(9月1日)を中日として、二夜三日にわたって風雨順時、五穀豊穣を祈願し行われていましたが、現在は二百十日に最も近い週末に実施されています。
 初日に大世話人の指揮のもと、松原寺境内に天棚を組み立てます。翌日は行人が水みず垢ご離りをとり、神官・僧・行人が天棚に登り祈りをささげます。その後、お囃子のリズムに乗り法被姿の子供たちが舞台に登場します。太鼓や笛に合わせ、「綾竹踊り」や「扇子踊り」をダイナミックに披露します。天棚上の祭り(神送り)の後、太鼓場で太鼓打ちの奉打ほうだ(ぶっきり)があり、翌週には天棚が壊されて祭りが終わります。

○日   時  2017年9月3日(日)11:30~[予定]
        <毎年9月1日に最も近い日曜日に開催>
○場   所  松原寺(那須烏山市三箇1660)
○交通ガイド  電 車:JR烏山線大金駅から車で約10分
         車 :北関東自動車道宇都宮上三川ICから約40分
○問い合わせ  那須烏山市文化振興課 TEL 0287-88-6224